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「終わりの年」2016年を振り返る

2016年は「終わり」をほんの少し多く経験する年でした。

痛感したのは、終わりのないものなんて絶対にない、ということ。(SMAPの解散には本当に驚かされましたね……)

私自身、抱えていたものを「終わらせた」こともあったし、何の前触れもなく、突然「終わってしまった」ものもありました。

扉が閉じてしまうのは悲しいことでもあるけど、すぐ目の前には次の扉がきちんとあって、中には私の意志と関係なく開きはじめているものもあり。

複雑な気持ちです。

大切なのは、振り返ったときに、「開けられる扉かどうか」ということなのかな。

 

 2016年の目標振り返り

(関連記事:【仕事は楽しいかね? 感想】2016年の抱負を書き出してみる

今年のはじめに、こんな目標を立てていました。達成度はというと……

  • オフセかオンデマンドでイラスト集を出す →オフセで発行! クリア!
  • 旅行する →出雲大社にもハワイにも行かなかったけど、京都に行きました!
  • 月に15本以上記事を更新する →仕事の具合によって増減。未達成。
  • 読んだ本の感想を書く →意識して、何本か書けました!
  • 朝活再チャレンジ →0時に寝て7時過ぎに自然に目覚める。
  • 体力づくり →2016年前半はスクワットをしつつ、後半はストレッチにシフト。
  • 3本作品を完結させる →未達成。

半々くらいでしょうか。

今年はイベント活動を頑張っていて、そちらの方面での学びが多かったです。来年は小さな原画なんかも頒布したい。

イベントの遠征ついでに写真を撮ったり、寄り道をしたりといった具合に、少しずつ旅慣れもしてきました。

 

身内とのお別れ

実は今年、身内が亡くなりました。

絵を描いたり本を読んだり、そういった私の「好きなこと」に多大な影響を与えてくれた人です。

人生の「好き」における根本的なところは、その身内に影響されたものがほとんどだと思っています。

生まれて初めて、私にスケッチブックと固形水彩のパレットをくれた人でした。

 

今思えば、彼の家は半アトリエのような構造で、ひとりでは抱えきれない大きさの油絵から始まり、造形作品がところせましと並べられていました。

廊下に飾られているよくわからないお面や、階段を登った先に突然現れる仏像の油絵を怖いと思いこそすれ、

それが作品としてどうであるとか、

作り方を教えてほしい!

という発想はなぜか当時の私にはありませんでした。

 

気持ちが落ち着いてきた頃、彼の家を整理していると、なんとたくさんの写真とフィルムのネガが出てきました。

家族写真から始まり、旅行先の写真、絵のモチーフになったであろう風景写真がたくさん。

私が小さい頃から、彼は常に家にいてテレビを見ているか、木彫をしているか、道具箱を作っているか、かごを編んでいるか……とにかくインドアで、カメラを持っているところなんて一切見たことはありませんでした。

でも、旅が好きで、美術や芸術を愛していて、お酒とコーヒーが大好きで、こだわりは人一倍ある洒落っ気のある人なんだって。

こうやって文字にするとそっくり私自身で、本当に影響力というか、血は争えないものなんですね。

 

カメラを探してみると、出てきたのはミノルタでした。

ずっしりと重く、女性には手に余るサイズ感でした。

 

思えば、彼は私がカメラに凝りはじめたことを知らないまま逝ってしまいました。

 

最後に

喪中となりますので、新年の挨拶は控えさせていただきます。

来年も、たくさん作って描いて、皆さんにお届けできればと思います。

ぜひ覗いてみてくださいね!

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