学生の頃、今治出身の友人がいました。
地元の話になると、彼女の口から必ず出てくるのが「今治タオル」。
彼女曰く、
「今治タオルいいけん!」
「タオル美術館も面白いけん行って!!」
「今治タオルめっちゃいいけん!!!(力説)」 とのこと。
(ちなみに「~けん!」は伊予弁です)
いくら地元の贔屓目があるとはいえ、そこまで言われたら何か気になるじゃないですか!
そこで私はタオル美術館に行き、ムーミン展を堪能して、タオルをいくつか購入。
以来、すっかり今治タオルの虜になってしまいました。(ついでに、当時一緒に行ってくれたおたじょびのけーこさんも虜にしてました(笑))
ふわっふわなのに、肌触りはしっとり。水含みがよくて、こんなバスタオルが家にあったらストレスフリーだろうな~って想像を見事に体現した感じ。
「同じタオルでも、こんなに違うのか!!!」
と、当時はとにかく衝撃が大きかったです。
先日、今治タオルの取り扱い店の近くにいったので、ふらりと購入してきました。
私もめったにお店には行けないのですが、通販があるんです……!(早く気付きたかった)
今治タオルばかり集めたタオル取扱店「伊織」
人に物をあげるときは、「タオルだと外れがなさそう」って安易な理由で、つい覗いてしまいます。今の時期なら、父の日とか。プレゼントを選ぶのって悩みませんか??
近くにお店がある人は、店頭に行ってぜひタオルを触ってみてください! 東京や大阪にもお店があるようです。
そうそう。この会社の社長さんの本も読む機会もあったので紹介。
どんな方が社長をされているのかと思いきや、学生時代にパチンコにのめり込んで淡々とお金を貯め、後に株式投資でプラス15億まで持って行ったという強者(!?)です。
やってることはハチャメチャですが、「うまくいくときも、そうでないときもすべて自分の責任だ」と淡々と語る様は清々しいものがあります。
仕事をする上で、「怒らない」ってなかなか難しいんですよ。
真剣に取り組むほど、「なんで?」「どうして!?」ってなってしまう。どうやって自分の気持ちをフラットに持っていくか、この方の考え方は、ひとつのお手本になるのではないかと。
そして、この方は道後温泉の旅館の経営にも挑戦されています。決して順風満帆な道のりではなかった中で、きちんと結果も出しているのがすごい。地方創生に興味がある方にとっても良書です。