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お金の使い方は、お金を使わないと学べない

大学に行って何を学んだ?

って訊かれるといくつか思い浮かびますが、私の場合、そのうちのひとつが「お金の使い方」でした。

え? 大学で? って感じですけど、要はタイミングの問題で、たまたま私がそうだったというだけ。

私の学生時代は、

  • お年玉は家計の補填に回されていた
  • 私の家庭はおこづかい制。貰えるかどうかは親の気分次第。イベント事でどーしても必要なときにお願いしていた(それでも貰えるかはわからない)
  • おこづかいを貰えるときには余程欲しいもの以外は買わず、貯金していた(おこづかいをもらえない月に補填をしていた)

という状態だったので、

大学生になった = アルバイトができる

=自分の自由にできるお金が作れる

ということだったのです。

 

アルバイトの初給料!! で、何をする???

念願のお金を手に入れました。初月は3万くらいだったでしょうか。

ワクワクしながら記帳して、増えた数字に歓喜して、そこで私はふと考えました。

このお金、何に使う???

長年、自分の自由にできるお金が欲しかった。これは自分が稼いだものだから、家族にもとやかく言われる必要はない……けど、どうしたら有意義に使えるんだ?

今だからわかるんですけど、手段の目的化ってこういう場面で使うんでしょうね(笑)

お金を自由に使ったことがなかったから、「何かを得るために」お金を稼ぐという行為そのものがゴールになってしまっていて、その先がなかったんです。

 

お金の使い道

結局私がしたのは、見た目を「大学生らしく」するということ。

こちらの記事にも書きましたが、大学生になった当初、「服を買いに行く服がない」くらいダサダサだったんですよ。

一方、周りは「いつからそんなに服用意してたの!?」というくらいオシャレさんばかり。一番身近な友人でさえ普段は制服しか見ていなかったものですから、日々変わる私服を見てそれはそれは驚いたものです。

服屋さんに行って、美容室に行って、何かわからないけど化粧品を買って、見た目を整えて。

今思えば、そんなにお金をかける必要がなかったよね!? と思うくらいには、被服費が支出を大きく占めていました。(いちから揃えるんですから、必然的に金額は大きくなるんですけど……)

大学入学時の衝撃が、コンプレックスとして根付いてしまっていたんだと思います。

 

いくらか残していいカメラを買えばよかったんですけど。

当時の私には、その発想がありませんでした……。

 

大学時代のお金の使い方は、ある意味失敗ばかりです。当時の自分にアドバイスするとしたら、

  • もっと旅行に行くように
  • カメラもいいものを買っておくように
  • もっともっといろんな本を買って、読んでみるように
  • イベントに出て、作品を発表するように
  • アルバイトばっかりしないように
  • 一刻も早くポメラを買うように

って感じです。

でも、悪いことばかりじゃありません。というのも、社会人になった今では、服を買うのにほとんど失敗しなくなったからです。

お察しの通り、学生時代に服を買いまくって、経験値を積んでいたからなんですが。

 

「お金を使う」勉強をするためのお金がないとこうなる

自分にとって、

何が必要で、不要で、
何が成功で、失敗で、
何が高くて、安いかは

お金を使って「経験」してみなければわかりません。

もっと早くに、自由にお金を使う機会があれば……と思うところもあり、一方で、大学生のときにある程度お金を使えてよかった、とほっとしているところもあります。

もちろん、正直な気持ちとしては、前者が大きいです。大学生のアルバイト代もそれに費やす時間も、結構バカにできないものですから。

ただ、社会人になると、大きな買い物をする機会も一気に増えます。ゼロがひとつ多い買い物で失敗って、シャレにならないですよね!

なので、大学生のタイミングでお金の勉強ができてセーフだったかな、と安心する面もあるのです。

 

「お金を使う」勉強をするためのお金がないとこうなるよ! っていう事例でした。

突然お金を自由に使えるようになったとき、何に使うか?

考えるときが一番楽しいし、人となりが出る気がします。

 

おまけ:これが一番悔やんでる

大学のときにポメラの存在を知っていれば、卒論も創作もはかどったろうに……

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