宝石の国8巻 感想【ネタバレあります】

宝石の国8巻、購入しました!

半年に1回の楽しみです。

遅くなりましたが、感想を残しておこうと思います。

タイトル通り、8巻ネタバレがありますのでご注意ください。(コミックス派なので、本誌連載のネタバレは出てきません)

あと、8巻の感想(所感)を述べているだけですごい考察とかはないです……。

過去の記事はこちら!

月に適応するフォス

月人喋った!!!

セミがかわいくて好き。

月人たちは想像以上にコミカルに描かれてるけど、闇が深そう……

など思うところは色々あって。

月に置きならされた灰色の粉の正体も衝撃的でしたが、一番印象に残ったのは、フォスが月の環境に適応したことでした。

フォスって、

  • 足がアゲートに置き換わり
  • 両手は白金に置き換わり
  • 情緒不安定になって自壊騒ぎ
  • 頭はラピス・ラズリに置き換わり……

って、百余年ですさまじい変化を遂げてるんですよね。(宝石初なんじゃないか)

酷なことですが、月に来る前の一連の出来事は、正気のまま月に滞在するための「変化に耐える訓練」になったんだろうなって。

逆に言うと、これらの出来事がなかったら、さらわれてきてほかの宝石たちと同じように「自壊するか異常をきたした」んじゃないかと思います。

人間は老いていく自分を徐々に受け入れられる生き物だけど、宝石は不老だし不死だし、砕けることには頓着ない一方で「変容」にはめちゃくちゃ弱いんじゃないかなって……。うっ

先生の正体

こちらは割と予想通りだったので、「あ~」といった感じでした。

祈りの機械。

ここまで情報を開示されると、先生の謎の行動や言動に説明がつきますよね……。

先生って、機械としてどこまで情緒や感情が搭載されているのかはわからないのであくまで想像ですが、

すべての行動の動機は、「寂しさ」だと思うんですよ。

だって、祈りで月人をみーんな見送ったら、最後の一人になることが確定しているじゃないですか。(違うのかな……)

そのあとどれくらい動いていられるかはわからないけど、うんと長い時間を一人で過ごすことが決まってるんですよね。

それなら仕事を投げ出して逃げちゃうか、ってなってもしょうがないのかなって……。

たぶん、フォスからきちんと話を聞いたシンシャは、そこまで想像できたんじゃないかと思うんですよね……先生の寂しさを。

フォスが帰還しても、先生から集合→報告の指示が出ないのは、フォスに色々と暴露されてしまうと「自分は宝石たちとは違う」ことを知られて孤立するかもって考えが頭の端にあるんじゃないかって。

つまりなんというか、エクメアが言うようには「先生は壊れていない」んじゃないかってことです。

機械なのに仕事を放り出せてしまうって意味では故障してるのかもしれませんが……。

先生を月へ連れて行く最適解

というか、フォスがシンシャを月へ誘う場面……

あああダメだフォス~その誘い方は悪手だ~~~!!!!!

となぜか私がハラハラしていました……。

前述してますが、フォスの話を聞いたシンシャは、先生の「寂しさ」に気付いたんじゃないかと思うですよね。

で、シンシャはその寂しさに人一倍敏感だろうし。

そういう意味では、先生を月へ連れて行く最適解としては、

「一緒に月に行きましょう」

じゃないのかな、って、個人的には思いました。

先生の仕事を終わらせるまで先生に寄り添う誰かを連れて行く、とか。

月人には先生や宝石たちだけでも学校に帰る方法を残しておいてもらって、一時移住、とか。

情報が開示されてないだけで、上記2つはありえないことなのかもしれないけど……エクメアの挙動がちょっと怖いし……。

みんなで月に行っちゃっていいのか

なんやかんやで、ラストの感想は一言。

「嫌な予感しかしない」

宝石数名を引き抜いて月に連れて行くところで今回は終わっていますが、それはヤバイんじゃないのか……

これまでフォスのように「変化」「進化(退化?)」を経験していない宝石たちが月に行ったら、月での現実を受け入れられずに自壊したり異常をきたしたりしちゃうんじゃないか……。

うう、次巻が怖くも楽しみです。

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